冗談の通じる…

市内のX先生が患者さんをご紹介くださるときに、患者さんに「こぶし脳神経クリニックの院長先生は冗談の通じる面白い先生ですよ」と毎回言って下さるようなんです。
診察が終わるときか診察中に「X先生から聞いておりましたが本当に面白い先生で楽しかった」と患者さんがおっしゃることがしばしばありました。
先日などは紹介状(診療情報提供書)の備考欄に「駄洒落をいう面白い先生だと言い添えました」と書かれていたこともあるぐらいです。
患者さんに笑顔になっていただくことは喜ばしいことなので(笑っていただくために冗談もいうこともあります)、それはそれでいいのですが、いくらなんでも紹介してくれるときに「冗談の通じるドクターですよ」っていうのは、チョットぉ…と思っておりました。
先日、X先生お会いした時にそのことを伝えましたところ、X先生に次のように言われました。
「先生、ただでさえ患者さんは脳神経外科というと怖いものなんです。敷居も高いでしょう。だから、私は患者さんの恐怖心を和らげるために、そう言ってるんですよ」とのお答えでした。
実際には「もしかしたら駄洒落をひとつ、ふたつ言うかもしれないが、笑っていいのかどうか迷ったら(緊張感やあまり面白くない駄洒落だという時も含め)、笑っていいんだよ」というようなご案内をして下さっているそうです。
脱帽&感謝です。
そういえば、たとえば大腸専門の先生とか、精神神経科の先生へ紹介したとします。次回患者さんが当院へ来院された際に「紹介状書いていただいたのですが、まだ先方へは行っていません」と言われることがあります。大腸専門とか精神科というと、患者さんには敷居が高いのかもしれません。
なるほどと思い、反省致しました。まっ、各々「優しい先生ですよ」とか「よくお話を聞いて下さいますよ」と言い添えてはいるのですが…。
●蛇足:
 ・ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、
 むしろ党派的意見の代表者である。
~~三木清
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松山 眞千
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