当院はどう役立っているの?(その3)

第3話)患者さんをお仕事の現場へ復帰できるようにしています。
皆さん忙しい中、色々な職場でお仕事をされています。
職場では、患者さんは、仲間に頼られていたり、会社にとって大切な人だったり、つまり必要とされている人なのです。
そういう方が頭痛やめまいなどで具合が悪いと、生産活動あるいは創造的な活動ができません。効率が落ちたり、時に仕事を休まなければなりません。
それは、職場にとって痛手だったり、社会にとっての損失であったりするわけです。そういう方の苦痛を取り除いて、元気になっていただき、お仕事に復帰していただきたいのです。そうすることによって、社会に貢献していると思っています。
患者さんが学生さんだったら、具合が悪いと勉強に集中できないでしょう。これからの日本を担う若い人には、早く元気になってもらって一生懸命勉強していただきたいのです。あるいはスポーツなどで体を鍛えたり、(子どもは遊ぶのが仕事ですから(笑))いっぱい遊んで欲しいものです。
~~~ ちょっと脱線します。~~~
実は、私の家は金属加工業を営んでいました。いわゆる職人の子です。物を作るのが好きでした。(工作は好きでしたが、残念なことに図工や美術の成績は良くはありませんでした…。中学校時代の技術科はまあまあだったかな?)そのようなわけで、製造業(物造り)には思い入れがあるのです。
外科医としての仕事の職人的な面を大切にしてきました。(詳細は省きますが、医師はあくまでも科学者です。一方で役者的な面も必要です。時に患者さんを励ましたり…。色々ある要素の中には職人的な一面もあると思います。その職人的な面のことです。)
私たちの仕事は、知識、経験、技術を使って患者さんの病気を治して元気にすることです。そして、患者さんを元気にして生産の現場へ復帰していただくことによって、日本の生産活動に間接的に関与しています。
~~~ 話を戻します。~~~
繰り返しになりますが、まとめますと、「患者さんの苦痛や不安を取り除いて元気になっていただくことによって、当院は社会のお役に立てている」と思っています。
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松山 眞千
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