♯(シャープ)と#(ナンバー)の違い

 ♯(シャープ)と#(ナンバー)についてです。
 突然ですが、似ているこの2つは全く違う別物なのです。いわゆる「似て非なるもの」です。
 まず、「♯」です。これは「シャープ」で、音楽記号です。
 半音上げるでしたっけ?(音楽は得意でないので(汗))縦がまっすぐで、横線が斜めになっています。
 次に、「#」です。これは「ナンバー」で、「No.」と同じ意味です。
 横線が真直ぐで、縦線が斜めです。アメリカなどではアパートの部屋番号などにも#が使われています。
(挿入小話:米国に住んで間もないTさんは「面白いよね。アメリカの住所に井川ってあるんだよね」と。よく見てみると「#111」で「111号室」の意味ですが、それがTさんには「井川」に見えたみたいです。おしまい)
 さて、よくあるのは、「○○計画書」とか「問題点リスト」なを読み上げるときに、「#1、なになに」と書いてある場合、「シャープ1、なになに~~です」と読んでしまう場合がありますが、それは間違いです。ここでは、サラリと「ナンバー1、なになに~です」と読むのが正しいわけです。
 パソコンのキーボードとか電話にある「#」も、シャープでなくナンバーなんです。ですので、東京都の救急相談センターの電話番号「#7119 」も、本当は「シャープナナイチイチキュウ」でなくて「ナンバーナナイチイチキュウ」なんですよね。
 この「♯」と「#」で、どの線が斜めになっているのかについて、実は最近知ったばかりなのです。
(おまけ:
 Tさんは英語が全く苦手です。飛行機で食事を選ぶ際に、客室乗務員から、”Beef or chicken?”と尋ねられたときに、Tさんは両手を上下に振り鳥の羽ばたく仕草をして「コケコッコー」と言いました。機内は爆笑でしたが、見事”Oh! Chicken. Yes, ma’am.”と伝わりました。
 そんな、Tさんですが、負けてはいません。家に帰って家族にこう言いました。
Tさん「今日ね、マーケットに行ったら、アメリカでは魚も青い目してるんだよ」
ご家族「えっ、ホントかよ?」
Tさん「ウソだよ~、そんなワケないじゃん」
ご家族「・・・」
以上、おまけでした。)
●蛇足:
・善には常に悪が混じっている。
 極端な善は悪となる。
 極端な悪はなんの善にもならない。
~~ヴィニィ「詩人の日記」
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松山 眞千
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