文章を寝かす

よくラブレターを後で読み返すと恥ずかしさで赤面したとか、抗議や苦情のメールを後になって自分で読んでみると冷や汗をかいてしまった、などという話を耳にします。
つまり、書いている最中には気づかないことが後になって見えてくるというものです。 
今回はその辺についてあれこれ考えたことを書きます。
まず、論文とかビジネス文書はだいたい他の人に読んでもらって直してもらうことが一般的です。
論文は指導者に、ビジネス文書は同僚や上司に読んでもらって、助言をもらったり直してもらって磨きをかけるのが一般的です。
自分とは違った視点でチェックして、直してもらえるからです。
独りでもこれと似た効果を得ることができます。
それは、書き上げて、しばらく(2週間ほど)寝かせて置いて、それから自分で読み返すという方法です。
書き上げた直後は、達成感もあり、自分の文章の間違いを見つけづらいものです。
でも、2週間ほど時間をおいて読み直すと、誤字脱字、文法上の誤り、論理の矛盾、説明不足などなどが見えてきます。
他人の文章を読むのに似た感覚でみることができます。
いわゆる冒頭のラブレターや抗議の文書のお話に通じます。
しかし、論文やビジネス文書(企画書など)は締め切りがあり、早めに一度書き上げるというのは忙しい日常生活において難しいですよね
実はこの文章は5分で書いて、読み直すことなく即アップしています。
後日修正することになるかも?(汗)
ではでは
●蛇足:
・次に来る旅人の為に、泉を清く保て。
~~ ジンギスカン(1167-1227)
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松山 眞千
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