「河状係数」

 記録的な猛暑もひと段落で、本日は日本全国的に雨模様ですね。
 さて、表記の言葉「河状係数」ですけど、聞きなれない言葉ですよね。ふつう河川を説明するのに使われるのは,「長さ」や「流域面積」,または「勾配(水源から下降までの高低差/長さ)」などです。しかし,先日この「河状係数」という言葉を知りました。
 日本では毎年のように河川の急な増水で被害にあったり、命を落とされてしまう方がいます。日本の河川が持つ宿命的な危うい構造が潜んでいるというのです。それを示すのが河状係数だそうです。利根川=850、筑後川=304、最上川=304、セーヌ川=34、ナイル川=30、ライン川=15、テムズ川=8。日本では名だたる大河でも、外国の川に比べると、数十倍から100倍も数字が大きいのです。
 河状係数とは、川の最大流量を最小流量で割った値のこと。すなわち、年間でその川の流量がどれだけ変動するかを示す数字です。利根川は、いちばん少ないときに比べ、850倍もの水が流れるというわけです。これは急峻(きゅうしゅん)な地をかけ下る日本の川の宿命で、中小の河川では数字はもっとはね上がるかもしれませんね。
 自然の力を甘くみてはいけませんね。
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松山 眞千


第3回お楽しみ会のご案内 ★★予告★★

第3回お楽しみ会のご案内 ★★予告★★

前略
記録的な猛暑も終わりに近づきつつあります。
さて、「笑う門には福来たる」と「笑顔と感謝は幸福と健康のもと」という、当院の理念のもと、過去に2回お楽しみ会を催しましたが、ご好評につき、第3回を企画いたしました。
立川落語会の方をお招きし、落語を楽しんでいただこうと思います。
是非ご参加下さいますよう、お願い申し上げます。

草々     

平成22年9月吉日 
こぶし脳神経クリニック 院長

 
– 記 –

日時:11月7日(日) 午後1時30分より(受付は午後1時から)
午後3時すぎ終了予定です。
場所:めん心堤屋
(同じビルの2階です。つまり当院の玄関を出て左手のお店です。)
出演:立川落語会、立川亭ポ蘭ほか
内容:落語2~3席(予定)
 ★予約受付は10月より開始の予定です。(演目が決まりましたらアナウンスをいたします。)
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裏話 第5話「耳鳴について」~~一部は神経痛と似ている?

裏面の健康うら話 第5話 
「耳鳴について」~~一部は神経痛と似ている?(2010年6月作成)
当院を「耳鳴」で受診される患者さんにお尋ねすると、脳に異常があるのでは?と心配で来院される場合が多いようです。耳鳴については、最初に「耳鳴は難しいのです。そして、主に耳鼻科が専門です」とお話することがあります。今回は、この”難しい”耳鳴についてです。
(1)音を聞く仕組み:
まず、私たちの耳に入った音は鼓膜を振動させ、その奥の中耳を経て内耳で神経の信号に変換されます。その信号が神経を伝って脳に届き、音として感じます。この神経を聴神経と呼びます。
(2)脳は聞こえない:
頭の中で音がするので脳に問題があると考える人がいますが、脳には音を感じるセンサー(いわゆる耳、マイク)はありません。ですので、耳鳴は原則的に「耳」または「神経」で感じています。ステレオヘッドフォンで音楽を聴くと頭の中で聞こえる感じがするのは、その理屈です。
 (3)耳鳴には大きく2種類ある:耳で聞いているものと神経で感じているもの
 (3-1)耳で感じている耳鳴(つまり鼓膜が振動している)
脳の中の血管が細くなる等して、血の流れる音がザーッザーッと雑音として聞こえる場合などです。脳血管などの精密検査や治療が必要になる場合があります。他にはゴミや水が入り、雑音が耳鳴の原因となったり、中耳の異常で生じるものもあります。これらは耳鼻咽喉科が専門です。
 (3-2)神経で感じている耳鳴(つまり鼓膜は振動していない)
炎症やケガなど痛みの原因となる状態ではないのに、知覚神経が勝手に興奮して、痛みの信号を脳へ送ってしまうために、痛みを感じてしまうのが神経痛です。
それと同様に、鼓膜は振動していないのに(実際の音はないのに)、耳から音の信号を伝える聴神経が勝手に興奮して、音を感じているかのように脳へ信号を送ってしまうために耳鳴として聞こえてしまうのです。タイトルの横に神経痛と似ていると書いたのは、このタイプです。難聴に伴う耳鳴もあり、この場合も必要に応じて耳鼻咽喉科を紹介いたします。
意外と多いのが生理的耳鳴といわれているものです。これも神経で感じているタイプです。誰にでもあるのですが、気にならないだけです。セミの鳴き声のように、または、キーンと聞こえたりもします。昼間騒がしいときや何かに集中しているときには聞こえません。でも夜になり静かになると聞こえてきます。私(院長)も子供の頃から聞こえておりました。成人して初めて気づくと気になって仕方がないという場合がほとんどです。これが難しい耳鳴の正体の一つです。
▽▼▽ 過去の「裏面のうら話」をご希望の方はスタッフまでお声をおかけ下さい。 ▽▼▽
※院内で配布した原稿をそのまま掲載しております。バックナンバーのネット上公開版です。 
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日陰の多いルート

毎日暑い日々が続いております。
午後に、立川駅から当院まで起こしになる場合に比較的日陰の多い道があります。
それをご案内いたします。(午前の早い時間はどの道も東からの日差しが照ります。)
立川駅南口を背に右手にマクドナルドが見えます。
その脇をモノレール沿いにまっすぐ歩きます。
みずほ銀行のATMコーナーや交番の前を通り過ぎます。
ひとつ通りを渡り、PREGOというパチンコ屋さんを通り過ぎ、
モノレール立川南駅からのエスカレータの横を過ぎて(※)、
2つ目の角(資格の大原という専門学校の手前角)を右に曲がります。
そのまま真っ直ぐ進むと、当院の前まで来ます。
お気をつけてお越し下さい。
※)モノレール立川南駅からエスカレータを降りるとこの場所へ来ます。
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最後の挨拶

 以前参加した観光旅行でのお話です。最終日に,終点の広島駅に着く直前に,
バスガイドさんがマイクを持ち、最後のアナウンスをしました。
「萩焼いかがでしたか?お茶碗,カップ,お皿色々お買い求めになったと思います。
まず,お家に帰られたら実際に使う前に煮て下さい。ナベに入れて,水から加熱する
んです。沸騰してから30分です。これを2回繰り返してください。そうするといいそ
うです。萩焼の器は使いこんでいくうちにだんだん色が付いて味が出てきます。
 もし何かの事情で,誰かに投げつける事もあるかもしれません。すると,割れてし
まうこともあるでしょう。そうしましたら,また萩焼を買いにこちらまでいらして下さい。
 その節は,私ども▲▲観光バスを是非またご利用下さいますよう,社員一同心より
お持ちしております。」
…なんだよ,これが最後の挨拶かい!?
 車内爆笑でツアーが終わりました。
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裏話 第4話 「生活習慣病について」~~ここまでは無症状。でも…

裏面の健康うら話 第4話
「生活習慣病について」~~ここまでは無症状。でも… (2010年4月作成)
 以前は、年のせいなので仕方ないでしょう、という意味の「成人病」と言われていました。でも、「普段の生活習慣が原因で起きる病気なんですよ」ということで「生活習慣病」と名前が変わりました。最近は関連した「メタボリック症候群」なんていう言葉も聞かれるようになりました。
 第1段階) 原因となる生活習慣 (楽しいけど、または楽チンだけど、実は健康に悪い生活)
美味しいお料理はたくさん食べたくなるものです。好きなお酒をたくさん飲みたいという方もいるでしょう。あるいは、ついタバコを吸ってしまうという方もいると思います。また、体を動かすと疲れるので、運動不足気味という方もいると思います。
 このような楽しい、あるいは楽チンな生活は、実は健康に悪い影響を与えることが多いのです。
 第2段階) 生活習慣病 (ここまでは、ほとんどが無症状。調べたり測らないと分かりません。)
先ほど述べた健康に良くない生活習慣を続けていると、肥満になったり、(悪玉)コレステロールが上がったりします。または、血糖値が上がったり、あるいは動脈硬化が進んだりします。そうすると、高血圧、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、肥満などが起きてきます。
 実はこれらは何かを測らないと分かりません。肥満も見た目には太るので分かりますが、体重計に乗らないと正確には分かりません。血圧は測らないと気づきません。つまり、高血圧はほとんど無症状なのです。糖尿病も脂質異常症も血液検査をしないと分かりません。
 第3段階) 脳卒中や心筋梗塞、癌 (あるとき突然発病したり、気づいたら手遅れ…。)
さて、上記の生活習慣病を長年放置すると、その結果、突然血管が破れたり詰まったりします。あるいは、生活習慣病は多くの癌の危険因子に名を連ねています。
 たとえば、心筋梗塞で突然の胸痛を起したりします(ごく一部の人はそのまま帰らぬ人に…)。または、脳卒中(脳梗塞や脳出血)を起して、急に呂律が回らなくなったり、手足が麻痺して障害が残ったり、もしくは死亡したり等ということがあります。こうなってからでは手遅れです。
 まとめ)上記の第2段階までは無症状ということがポイントです。気づいたら、すでに第3段階で、「時すでに遅し」となるわけです。第2段階までの間に手を打っておきたいものですね。
 おまけ)頭痛やめまいも生活習慣が原因?
頭痛やめまいの多くは、姿勢の悪さや運動不足(じっと同じ姿勢を続けるなど)が原因です。その場合は、薬を飲むだけでは治らず、そういう点を改める必要があります。頭痛やめまいの多くも、広い意味での生活習慣病かもしれませんね。
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裏話 第3話 「睡眠について」~~不眠とは? 適切な睡眠時間は? 

裏面の健康うら話 第3話
「睡眠について」~~不眠とは? 適切な睡眠時間は? (2010年2月作成)
不眠で悩まれている方も多いと思います。また不眠ではないけれども、適切な一日の睡眠時間ってどれぐらいだろう?とご興味のある方も多いでしょう。
今回はそんな睡眠に関する話題を取り上げたいと思います。先に結論を言いますと…
・個人差があり、適切な睡眠時間は人それぞれである
・年齢が進むにしたがって必要な睡眠時間は減る ……ということです。
まず、「個人差がある」といいましたが、かつて米国で100万人を対象に行われた大規模調査の結果では、1日7時間の睡眠をとっている人の6年後の死亡率が最低だったそうです。
実際に平均睡眠時間は7時間という人は多いようです。でも、睡眠は5時間で充分という人もいるでしょう。逆に8時間寝ないとダメだという人もいるかも知れません。
ただし、先ほどの調査では、単に平均値として、「6年後の死亡率が低い」という結果のもとに論じています。また、100万人には重い病気で長時間寝ている人も含まれています。そういう人は結局死亡しますので、平均値を押し上げている可能性があります。
ですので、必要以上に数字に振り回されてはいけません。やはり、自分でちょうど良いと思っている睡眠時間が適切でしょう。もし睡眠不足である場合は、日中眠くなりますし、睡眠が足りていると眠くならないものです。逆にそういう観点からチェックもできます。
なお、起床(覚醒)直後は誰でも少々眠気を感じ、頭がスッキリしないものです。むしろ、スッキリしているときは少々寝過ぎの可能性もあります。(これも個人差がありますが…)少なくとも、朝起きた直後に少々ボーッとしているからといって、睡眠不足と断定はできません。
もう一つ大切なことは、加齢とともに必要な睡眠時間は減少するということです。したがって、若い頃と比べすぎない方が良いと思います。しばしば「若い頃は8時間寝ていたのに、今は途中で目が覚めて5時間しか寝られない」等というお話を聞きますが、あまり気にし過ぎず、現在の体調で判断すればよいと思います。
「快眠のための生活習慣」という、不眠改善に役立つ十数項目のリストがあります。ご希望の方には差し上げますので、院長にお声をおかけ下さい。睡眠薬を試みる前に試みてもよいでしょう。または現在使用している睡眠薬の量を減らすのに、役立つのではないかと思います。睡眠薬を毎晩連用するのはよくありませんから。
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