「ルーティンは笑顔」++

メリークリスマスです。
12月22日の日本経済新聞の夕刊にこんな記事が載っていました。
ラグビーニュージーランド代表:マッケンジー選手が笑顔をルーティンにして、キック成功率が向上したというのです。
ルーティンといえば、スポーツなどで、望ましい動作をするために、事前に行う習慣や行動のことです。
ラグビー日本代表の五郎丸選手がキックの前にお祈りのような両手の人差し指を出すポーズ、または野球のイチロー選手が打席に入って袖を手繰りあげる動作が有名です。
マッケンジーの場合,難しいことはなく口角を上げるだけだそうです。笑顔に類似の表情をつくるというわけです。
これで、余計な力が抜けて、キックの成功率が向上したそうです。
笑う表情だけで効果があるの?とも思うのですが、笑う表情だけで健康に良い、というような研究もあると聞いたことがあります。
(「笑いと健康」については「日本笑い学会」以外にも様々な分野で色々研究されています。)
また、「笑い講」という、神事も山口県にあります。
それで、「お笑い講選手権」と称して、笑い方を競う競技もあるみたいです。
空手の道場でも稽古中に「辛い顔をするな,笑顔でやれ」と言われます。試合でもそうしろ、普段からそうしていないと実際に試合でできない、とも言われます。
辛くて痛くて怖い時に笑顔なんかできないヨと思いますが、こちらが笑顔だと相手が「こっちの攻撃が相手に効いていないのでは?」「相手はまだスタミナが残っているのか?」と不安になるわけです。
自分自身への効果として、余分な力が抜けてよい動きができるという効果があるようです。
やはり、「笑うこと」とは別に、私たちの想像以上に、「笑顔を作るの」効果はあるのかもしれません。
●蛇足:
・若いときには、
われわれは愛するために生きる。
年をとると、
生きるために愛する。
~~ラヴルモン
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松山 眞千
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